LeSS(Large-Scale Scrum)
一言まとめ
スクラムを「1 プロダクト・1 バックログ・1 プロダクトオーナー」のまま複数チームに広げる方式。足す仕組みを最小限にするのが特徴で、重量級の SAFe と対で語られる。
一言で
チームが増えてもスクラムの骨格を変えない。全チームが同じプロダクトバックログから取り、同じスプリントで動き、レビューは合同で行う。
| LeSS | SAFe | |
|---|---|---|
| 足す役割・層 | ほぼ無し | 多い(ART、PI プランニング、RTE など) |
| 向く規模 | 2〜8 チーム(LeSS Huge で更に大きく) | 大企業の全社展開 |
| 思想 | 減らして単純に | 枠組みで統制 |
LeSS が強く推すのが フィーチャーチーム(1 チームで機能を端から端まで作る)で、対義は コンポーネントチーム(画面チーム、API チームのように層で分ける)。
例えで言うと
- サッカー: トップ・U23・U18 が同じ監督の同じ戦術で動くクラブ。
- Python: パッケージを増やしても
__init__.pyは 1 つ、という感覚。
つながり
| 向き | 語 |
|---|---|
| 上位 | スクラム → アジャイル |
| 隣 | SAFe、Scrum@Scale、Nexus、Spotify モデル(Squad / Tribe / Chapter / Guild) |
| 対義 | SAFe(足す方向)、トールゲート型(反復しない) |
枝を伸ばすと: スクラム → 役割(PO / スクラムマスター / 開発者)、イベント(スプリントプランニング → デイリー → レビュー → レトロスペクティブ)、作成物(プロダクトバックログ → スプリントバックログ → インクリメント)。アジャイル → アジャイルマニフェスト(2001 年)、XP、カンバン、リーン → トヨタ生産方式。
関連
- アジャイルの作業単位
- トールゲート — 対になる進め方
更新履歴
- 2026-10-08: 初版(気になるワード整理から)